誰がお客様になるかを考える

小売りを考えるときに

「ターゲット」を誰にするかは

とても大切です

 

一般的にターゲットは

市場調査をして、どの層を狙えば

「最も売り上げがあがりそうか」や

「誰が一番、買ってくれそうなお客様か」を

見極めて決めていきます。

 

しかし、モノが行き渡った今、

作りたいものを作って

そのコンセプトに共感する人だけを対象に

商売をするというスタンスも増えてきました。

 

小さな会社ではどちらがいいでしょうか?

 

答えは択一ではなくてどちらの要素も

これからの小さなビジネスでは必要だと私は思います

 

会社の性格(個性)を明確にしていくのは

コンセプトに沿った商品・サービスを

用意することが絶対条件です。

「コンセプトを明確にして作りたいものを作る」

というスタンスはとても潔く新鮮です

 

しかし、そうは言っても

売れなければ事業継続が難しくなるので

一定量のお客様確保は必須です

 

そこで「買ってくれそうな客は誰だろう?」を

真剣に考えないとダメだと思います。

 

買ってくれる人はどこにいるのか?

どんな気分で買いに来るんだろう?

なんで買ってくれるんだろう? 

一人当たり平均、月にいくつぐらい買ってくれるだろう?

 

お客様の姿を真剣に想像してみた上で

どれくらい、そう考える人が居るのかを考えてみましょう。 

調査はできないと思いますのであくまでも勘で。

 

商売はやってみないとわかりませんが

そうしたお客様想定してビジネスを始めることが大切です

 

商売の結果を踏まえてその先はどうするのかを
考えないといけませんが

お客様想定を続ければ勘が研ぎ澄まされ
次第に外れることが少なくなると思います。